地球号は二十四節気で立冬、七十二候は初候で山茶始開(つばきはじめてひらく)のゾーンに入ってきました。
 
北半球ブロックはめでたく冬に突入です。
 
 
秋の土用を以って秋が終わりとうとう一年の第4コーナーとも言える「冬」の季節を迎えました。
 
第4コーナーというのは、春を一年のスタートと考えると、冬がその一年の最後の季節だからです。
  
新暦の今は「新春」なはずのお正月が冬の真っ只中にあるので変なかんじですが、
 
本来の季節にのっとればお正月は新しい春とともにやってくるのが自然。
 
だからこそ新年は「迎春」なんです。
 
 
それはさておき・・・・・
 
 
そんな一年を締める冬がやってきました!
 
冬の醍醐味はいろいろありますがなんといっても来春の仕込みです。
 
農耕民族的な本来の冬の過ごし方はこの秋の収穫を踏まえて、来春に何をどう植えるのかを決めて、それがうまくいくようにひと冬かけて準備をすること。
 
狩猟採集民族でも成果の少ない冬は少ない食料で食いつなぎながら来春どこで何を捕っていくのか、今年の成果を踏まえて、もっとどんな道具があったらいいか考えて、この冬工夫を重ねて春に備えるとかって意味では同じです。
 
そんな弥生的流れを汲むあなたも、縄文的流れを汲むあなたも、冬に春の準備をするというトレンドからは逃れられません。
 
 
時代が変わろうとも、来春に何をするのか考えて準備するのが冬の過ごし方の宇宙的王道なのです。
 
 
私たちも来春の新しく始めること、変えていくことの妄想をしまくります。
 
もちろん行動も。笑
 
 
そして七十二候は山茶始開(つばきはじめてひらく)となりました。
 
つばきと読みますが山茶花はさざんかのこと。
 
花もよく似たこと二つですが、さざんかは初冬から、つばきは初春に咲き始めます。 
 
 
 
万物は12月下旬の冬至に向けてその寒さとともにどんどん閉じていきます。
 
それは大局的なものです。
 
その中で自分はどうしていくのか。
 
ときには乗り、ときには降りる。
 
 
そこに自分の暦があります。
 
 
大局はみんな同じでも、個人の乗りやリズムそしてタイミングはみんな違います。
 
大局に振り回されることなく、それを知り自分主導でその波に乗る。
 
あくまでも主導権は自分にありです。
 
 
 
次は11月12日より立冬ゾーンの次候で地始凍(ちはじめてこおる)となります。

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