6月5日で皐月の新月も重なって、地球号は二十四節気で芒種ゾーンに入り、七十二候は螳螂生(かまきりしょうず)となりました。
春分から太陽の周りを75度まわってきて、世界はますます緑を濃くして、命がところ狭しとひしめき合うようなそんな時期になってきました。
芒種とは稲や麦のような長いトゲ(これを芒(のぎ)と言うそうです)を持つ種類のこと。
小満で満ちたエネルギーの中にそれらを植える時期ということですが、今は品種改良が進んで時期がずれてしまったようです。
そんな自分たちの主食になるようなとっても大切なものを植えつけるそんなときです。
この時期にしたことは秋に必ず実をつけます。
ここしっかり動くときです。
そして七十二候は螳螂生(かまきりしょうず)でカマキリの登場。
カマキリは近くで見れば見るほどエイリアンみたいで、どう見ても悪者にしか見えないその風貌に苦手な人も多いでしょう。笑
しかしそんなカマキリの登場するこの時期は田畑に虫が増え始めるとき。
まさにそんな虫たちを片付けてくれる存在でもあるわけです。
どんな綺麗事を言っても食べる食べられるで成り立ってるこの世界。
僕らもいつか、焼こうが、埋めようが、どこかで必ず微生物たちに食べてもらって素材へと戻ります。
空の星たちもまた同じ。
星も集まっては、また寿命を迎えてバラバラになり、僕らにとっては気の遠くなるような距離と時間の中、宇宙を漂って、また宇宙のどこかで寄せ集まり星に成る。
その星の上で出来るものを食べる、食べられるで成り立ってるってことは、自分たちの素材も星と同じで、宇宙の素材そのものってことです。
僕らは星のかけらでできている by 佐治晴夫
毎日が宇宙旅行そのもの。
次は6月10日に七十二候の次候で腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)です。
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