土用4日目、本日22日地球号は太陽の周りを春分から120度周ってきて大暑ゾーンに入り、七十二候は「桐の花始めて結ぶ」です。
にも関わらず、我が街鎌倉では土用らしく暑いはずが涼しい日が続いている不安定な日々・・・・・体調注意です。
ではまず大暑からいきます。
前の小暑から「暑気」に入り、この大暑が終わると暑気も終わり。
なのでこの小暑から大暑までが暑中見舞いを出す期間。
土用が終わって立秋となったら暑気が終わるので「残暑見舞い」となるわけです。
そんな中・・・・
北半球に当たる太陽光のエネルギーは夏至をピークに下り坂になってきました。
しかし暑さのピークは8月1日前後でこの大暑のあたり。
太陽から降り注ぐエネルギーは減っても、すでに温められた大地と海が熱を溜め込んでいて、それが冷めて行きながらも、減り始めたとは言え強大な太陽のエネルギーが重なっていくので気温は高くなり続けます。
エネルギーの変化と現実の変化にはタイムラグがあるってことです。
どんな行動にも必ずついて回るこの「タイムラグ」を楽しむことを思い出させてくれるのがこの大暑。
だからこそこの土用を活用した「前準備」が有効になるわけですね。
自分のエネルギー状態を先にしっかり整えて、ついてくる自分の現実と地球号の歩みを揃えていく。
冷たいもの、冷たい部屋で冷えのエネルギーを秋に持ち込まないように要注意です。
現実は後からちゃんとやってきます。
ちなみに、
寒さも同様、円の反対側、冬至から同じだけずれた1月終わり前後となり、そこの二十四節気は「大寒」です。
そして・・・・・
七十二候は「桐始めて花結ぶ」。
桐は箪笥や下駄で重宝されてきた有用な木であることは知っていましたがもっとすごかった!!
なんと室町幕府が小判に使用して以来、皇室や豊臣政権など様々な政府がその図案を採用してきて、現在では日本国政府の紋章となっていることを知りました。
身近なところでは500円玉・・・・・まったく気づかず・・・・というか気にも留めてない・・・・。
そこで調べてみると・・・・
もともと桐紋は菊紋とならんで天皇家の紋だそうで、代々時の権力者が天皇家から賜ってきて今に至るようです。
つまり最高栄誉!!!!!
菊紋は花びらの枚数やら深い意味がある説があるように、桐にも相当の意味があるんだろうなと思わざるありません。
そんな桐が咲き始める時期です!
なにやら有難いかんじがしてくるのは私だけじゃないでしょう。笑
リアルに桐の木を見つけてそのお姿を拝んでみたいと思ったのでした。
秋まであと15日。
素敵な土用をお過ごしくださいませ。
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