【二十四節気「小満」・七十二候「蚕起食桑」】
新暦5月20日で二十四節気は「小満」に、そして七十二候は「蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)」です。
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二十四節気「小満」それは「陽気盛んにして万物ようやく長じて満つ」です。
世の中エネルギー満タンってことですよ!
キターーーーーーーーーッ!ってかんじ。
ここから夏至まで伸びるか伸びないかは春の仕込みによっても変わってきますが、そんな準備不足すら帳消しになるくらいのエネルギー感満載なゾーンになります。
今年はとにかくやるとき。
特に宇宙大応援な「ここから2週間くらい」特にやるときです。
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七十二候は蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)。
はむ(喰む)っていい響きですよね。
はむはむはむはむはむはむはむはむ。
文字通り、蚕が桑の葉をたくさん食べて成長する頃。
蚕は「おかいこさま」と敬称がつくくらいなのでそのリスペクトぶりが伺えます。
蚕から生まれるシルクのすごさは周知のとおり。
冷えは取るわ、毒は抜き出すわ、傷は治すわ、あったかいわ、涼しいわ、肌触りは至福だわで、まったく魔法みたいな生地。
そら敬語で呼びたくもなるってもんです。
そんなおかいこさまもこの小満のエネルギー感に乗って猛然とはむはむして、そんなエネルギー満載なシルクになる糸を出してくれるんですね。
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月と星の話です。
星の動きは前述の10日から始まった水星、地球、火星、土星そして月が織りなす結び祭りも終了間近。
そのクライマックスは小満の二日後の22日の火星と地球が結ぶ満月です。
そこに向かってエネルギーはギュンギュンに充ち満ちていくかんじがしてます。
地球、月、火星が一直線に仲良く肩を並べて「久々に会いましたね!どんなかんじですか?ちょっとわさわさしますが、どうあれやるしかないですね。結局あそこですよね!」と三星が太陽に向かって井戸端会議するようなそんなかんじ。
「えーそうですか?私は地球が大好きなんですが!」って月は言うかもしれませんが。笑
衛星も加わった惑星たちのまさに会合です。
地球暦をお使いの方は盤上でぜひこの様子を楽しんでください。
そしてそんな星々の様子を思い描きながら惑星間を旅し続ける月の様子をリアルに空に眺めてみてください。
ではではワンダフルなエネルギー溢れる小満ゾーンをお過ごし下さいませ。
次の二十四節気は6月5日の「芒種」、七十二候は5月26日から「紅花栄(べにばなさかう)」となります。
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