師走【月齢20.1】

【月齢20.1】
今日は　旧暦　師走（十二）月　廿一日です。
日の入り6時43分・日の入り17時06分
月の出22時54分・月の入り翌10時28分

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月は下弦の月（新暦2/1）に向かって地球の公転軌道の進行方向側へと回り込み続けています。まさに宇宙を疾走する地球をリードするポジション。そして地球からの夜空では木星を置き去りに一路火星の元へとした走るお月さま。太陽系では水星と火星が結びます。

今日は陰暦つまり月の暦の話し。旧暦＝太陰太陽暦の半分の陰暦は月で「月」をはかります。太陽ではかる一年365日を12ときには13の「月」で区切って一年にテンポを作り出してくれてる。

この「月」の名残は今の新暦にも残っているわけですが、今の新暦の「月」は太陽の暦つまり365日を、「ひと月」30日とか31日とか28日とか、ズレが積もったら29日とかに切り分けただけのもの。

「月」という言葉だけは残ってますが、残念ながら空に浮かぶ月との連動はまったくなくなってしまいました。

立春まであと5日。
公転距離にして約12,960,000kmです。
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映画「天地明察」より会津藩主保科正之と垂加神道の山崎闇斎より算哲が改暦の儀を拝命するシーン

山崎闇斎「暦は、宗教、政（まつりごと）、経済にまで大きな影響を及ぼすもの。たかが暦。されど暦でございます。」
保科正之「算哲よ！天を相手に真剣勝負を見せてもらう！」

シャキーーーーン！
しびれすぎた。

※写真は火星と結ぶ水星の姿。太陽の近くで吸い込まれないように猛スピードで回り続けるのはほんと大変だと思う。ほんとご苦労様です！

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