【月齢15.1 満月】
今日は 旧暦 師走(十二)月 十六日です。
月の出18時18分・月の入り翌7時46分
日の出6時46分・日の入り17時00分

ーーーーーーーー

満月を過ぎ満ちた光は反転しました。月の昇る時間も夕方から夜へと移行して、月は夜の主役となっていきます。
月の動きとは関係ありませんが・・・・・地球暦で見て太陽側に惑星たちがかたまっている期間がしばらく続いていて、早い夜に惑星たちに会うことができませんでした。昼間の空に見えない惑星たちを感じるのもマニアック楽しいことではありますが、やはり夜にその姿を表してくれることは、おー!お久しぶりです!ってかんじでやはり喜ばしい。
そんな中、最初に夜空に帰って来たのは木星です!月が昇ってしばらくしてから同じルートを昇ってきます。20時半くらいには西の空にの低いところにお目見え。27日か28日くらいは月と木星がほぼ横並びか。日付の変わり目くらいまで夜更かし頑張れば西の同じルートに火星が赤々とその姿を表します。そこからさらに3〜4時間くらい遅れて土星・・・・この辺はもはや朝の時間帯。

地球号はのんびりな木星火星のいる春のゾーンにどんどん入っていくので、木火が昇る時間は徐々に早まって会いやすくなってきますのでお楽しみに。その後は水星と金星ですが、彼らはインコーナーをかすめてどんどん先に逃げいて、今はまだ早朝に見られるけど間もなく太陽の光に飲まれていきます。太陽の向こう側を抜けてこちら側に戻ってくれるときには明けの明星から宵の明星へと変わってる。

興味のない方にはなんのことやらって話しと思いますが、地球暦の盤上と夜空の天体ショーが頭の中で結びついて像を結んでる方々にはたまらない三元生中継。はーほんと毎日天空スペクタクル。
立春まであと10日。
公転距離にしてあと約25,920,000kmでございます。

ーーーーーーーー

「振り返れば、北極から南極まで、海洋も大陸もすっかり見える。地球の自転も見える。天空から吊り下げている糸などないのに、ほとんど想像を絶する暗黒の中に浮かんでいて、それは動いている。」 by ユージーン・サーナン(宇宙飛行士)

空間浮かぶ超高速回転球にして超高速宇宙船。
それが我らが地球号。

※いい月齢写真がなかったので太陽系随一の巨漢木星くんの写真をどうぞ。木目みたいで木星っぽい・・・・。