ジンベイザメを見て、”大きい”と思ったのは、小さな魚がそこにいたから。でも、もっともっと大きな生物がここにいたら、ジンベイザメの見え方も変わる。そして小さな魚の見え方も。
1つでは感じられない、はかれない、穏やかで心震わせる事がないから、色んなものがこの世界にはあって彩りを添える。大きい小さい、広い狭い、明るい暗い、そんな色々な二つの点。
光と闇や、喜びや愛も、同じなんだと思った。喜びとは反対のように見える体験が、喜びを深め、愛とは反対に見えるものが愛を深める。闇の物差しが30cm深まれば、光も同じように30cm深まるような。
人としては喜びとか悲しみに良い悪いの判断をするけど、宇宙や無にそのジャッジは無い。色んな体験を通し、その二つの点の間の世界を広げる旅を楽しんでいるんだ。
闇が深まることは、光が深まる事と同じ。喜びを深め、愛を深めてる。そんな感覚に浸っていると、二つの点だと思っていたものは一つに溶けていき、無限である事を思い出した。
“今を生きる”がお腹の底から湧き上がる。体験を無に届け、それが循環する。目の前の素材を通して、この世界の素晴らしいワクワクする法則を思い出していく毎日。沖縄でのギフトは輝きを増しています。