先月三十一日に父 尚(たかし)が永眠して人生ではじめての「父のいない父の日」を迎えました。
 
91歳の生涯の最期の最期まで、ただただ自然に枯れていく自分の肉体に、これまたただただ寄り添い続けたその魂のたくましさには、感動と尊敬の気持ちしか湧いてきませんでした。
 
生きる目的なんてものではない「生きることが生きること」の体言でした。
 
そんな中で私の父との最後思い出は、まだ話ができるうちに父親の素晴らしさを本人に話せたこと。
 
あなたの息子でよかった。
本当にいろいろありがとう。
 
つきなみな言葉であったけど心からの言葉だった。
まさに父親の愛に降参した瞬間だった。
気持ちよかった。
 
それを直接シェアしてハグ出来たことは、彼を送り出すにも、私が残りの人生を生きる上でも価値あるものであったなと思ってます。
 
ほんとうによかった。
 
 
そして今日の父の日は佑奈のお父さんに感謝を伝えた。
 
こんな素晴らしい人間をこの世界に誕生させて、そしてそれをそのまま育ててくれてありがとうございます。
おかげで私は最高の幸せをいただいています。
心より感謝申し上げます。
 
これまた心からそう思う。
こっちは早めに言えてよかった。笑
 
先日はお義母さんの誕生日もあったので同様のことを伝えた。
こっちもまた早めに言えてよかった。
 
思ったときにほんとうのことをスルッと言えるって気持ちいい。
 
 
そういうことを思えることも、それを伝えられることも、私は今ほんとうに幸せだなと思う。
 
 
Have a good father’s day !