如月【月齢24.0】
月は下弦から新月に向かって地球軌道前方を横切って軌道内に入ってきています。 ぷくぷくぷくぷく。 春の発酵は続く。 喜びに発展する発酵。 無に還る腐敗。 どちらがよいというものでもなく、そういうものは発酵するし、そうでないものは腐敗する。 そういうものとそうでないもの。 よくよくそのプロセスを見てみるとちゃんとそこにはストーリーがある。
月は下弦から新月に向かって地球軌道前方を横切って軌道内に入ってきています。 ぷくぷくぷくぷく。 春の発酵は続く。 喜びに発展する発酵。 無に還る腐敗。 どちらがよいというものでもなく、そういうものは発酵するし、そうでないものは腐敗する。 そういうものとそうでないもの。 よくよくそのプロセスを見てみるとちゃんとそこにはストーリーがある。
下弦の月です。 収穫、振り返り。 春分で始まった今年度の流れは、その三日後の満月からひと呼吸中。 熟成を待つような、発酵を楽しむようなそんなとき。 そして今日の月は6:03に南の一番高いところに上がります。 そのとき月は地球の公転軌道進行方向側の上にちょんと乗る。 地球が一年という旅をどっちに向かって進んでいるのかその進行方向がわかる日です。
下弦の月前日。 昨日の月が午前中に沈み、今日月の出はありません。 そんな月はほぼ地球の進行方向へ。 下弦の月前後、如月の月も二十三日で下旬となり、一年なら秋にあたる収穫つまり振り返りのとき。 この月にどんなことが始まり、どんな成長や獲得があって、どんな縁が結ばれたのか。 どんなものがなくなり、どんなものが手元に残っているか。 そんな思いを巡らすときです。
春分ゾーンの末候は「雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)」。 春の訪れを告げる雷が鳴り始める頃。 「春雷」(しゅんらい)は別名「虫出しの雷」。 「おらー!目を覚ませーー!!」と桜で目が覚めない輩にさらに強烈な一段上のスイッチが入れられるようなかんじ。 雷は天と大地のセックスだと言っていた人がいました。
月が今日のうちに出るのも今月はこれが最後。 明日には日付が変わってから昇ります。 春の仕掛けは順調ですか。 桜もちらほら咲き始め、日本人のDNAに刻まれたスタートスイッチがつぎつぎにオンになっていきます。 ここから弥生の十日(新暦4月16日)の土用入りまで仕掛けもラストスパートといったところでしょうか。 そして本日水星と火星が開きます。 何かと気になる今年度の火星。