如月【月齢27.0】
如月の月も明日で終わり。 弥生の新月がやってきます。 月の呼び名は諸説ありますが・・・・ 一月の睦月は日と月そして家族親戚も仲睦まじく集い始まる月。 二月は如月は世の中の気がさらに増していく月。 そして三月の弥生はいよいよ茂り栄える月。
如月の月も明日で終わり。 弥生の新月がやってきます。 月の呼び名は諸説ありますが・・・・ 一月の睦月は日と月そして家族親戚も仲睦まじく集い始まる月。 二月は如月は世の中の気がさらに増していく月。 そして三月の弥生はいよいよ茂り栄える月。
清明(せいめい)は万物が清らかで生き生きとしてるという意味の「清浄明潔」言葉から来ています。 歳時記を見ると「花が咲き、蝶が舞い、空は青く澄み渡り、爽やかな風が吹く頃」。 雨水、啓蟄、春分と芽吹いてきた草木。 出たばかりの芽は小さくて種類がわかりにくい。 しかしこの清明まで来るとすっかり大きくなって「なにもの」か清く明らかになってくる。
清明ゾーンの初候は玄鳥至(つばめきたる)。 寒さをさけていた燕が南の国から渡ってくる頃。 「玄鳥」(げんちょう)とは燕の異名です。 つばめの飛来は、本格的な春と農耕シーズンの幕開けを知らせる。 ここからは思いを巡らすというより、手足を動かし汗をかくという「実働」が始まる。 燕が命をかけて海を越えとてつもない距離を飛び渡ることができるのは「渡りたい」から。
如月も残すところ今日を数えてあと三日。 昼の時間も夜より30分以上長くなってきました。 弥生の新月も近づいてきて、そろそろ熟成もそこそこに、弥生の楽しみ方に頭をシフト。 弥生の十日(新暦4月16日)の土用入りに向けて、春最後の光の上り坂です。
二十六夜で有明月です。 古くは二十六夜講という風習もあったそうです。 同じ思いの人たちが集まって行事を行ったりするその集まり自体のことが「講」。 江戸時代中後期あたりが盛んだったと。 月待講の中で二十六夜講は睦月一月と文月七月の二十六夜に行われていた講。 正月とお盆の前の二十六日ってことですね。