【二十四節気 夏至・七十二候 乃東枯 】
二十四節気では、もっとも昼が長い日、地球号北半球ブロックでは陽のエネルギーの頂点となる「夏至」となりました。 日の出の時間は4時25分、日の入は19時。 またここから12月の冬至に向けた旅がゆるりと始まります。 開いては結ぶ、結んでは開く。 極まって折り返すときは、だんだんと緩やかになり、ふわっと一瞬の静止を経て、緩やかに反対に振れていく。 そんなときです。
二十四節気では、もっとも昼が長い日、地球号北半球ブロックでは陽のエネルギーの頂点となる「夏至」となりました。 日の出の時間は4時25分、日の入は19時。 またここから12月の冬至に向けた旅がゆるりと始まります。 開いては結ぶ、結んでは開く。 極まって折り返すときは、だんだんと緩やかになり、ふわっと一瞬の静止を経て、緩やかに反対に振れていく。 そんなときです。
芒種ゾーンの末候は梅子黄(うめのみきばむ)です。 10日に暦の上で入梅となり、同じくして、梅の実が薄黄色に色づく頃。 そもそも「梅雨」という言葉は、梅の実が熟す頃の雨という意味。 黴(カビ)が生えやすい季節なので、「黴雨(ばいう)」と書くこともあったそうです。 鎌倉付近の梅も甘すっぱい香りを放ちながら黄色く熟れて落ちているものも多くありました。
6月5日で皐月の新月も重なって、地球号は二十四節気で芒種ゾーンに入り、七十二候は螳螂生(かまきりしょうず)となりました。 春分から太陽の周りを75度まわってきて、世界はますます緑を濃くして、命がところ狭しとひしめき合うようなそんな時期になってきました。 芒種とは稲や麦のような長いトゲ(これを芒(のぎ)と言うそうです)を持つ種類のこと。 小満で満ちたエネルギーの中にそれらを植える時期ということですが、今は品種改良が進んで時期がずれてしまったようです。
【光読み】暦に見る光の坂道 自分が地球暦に見る光の坂道からかんじることをつづっています。 今回は太陽の暦で5日の芒種手前から入梅そして21日の夏至あたり、月の暦で皐月の新月から満月にかけてあたりの約二週間くらいです。 ではでは始まりです。 <太陽の暦> 小満で満ちたエネルギーは夏至に向かってまだまだ満ち込んでいきます。
小満ゾーンの末候は麦秋至(むぎのときいたる)です。 麦が金色の穂をつける頃。 「秋」と書いて「とき」と読む。 元々「秋」とは収穫の時期のことで、今の季節の秋の頃には収穫するものが多いので「収穫のとき=秋」ということになったとこれで知りました。 また・・・・・ この時期に穂を揺らしながら吹き渡る風を麦嵐、そして降る雨を麦雨と呼ぶそうです。